
――2月14日、地域に投げかけた問い
2月14日。
IYO夢みらい館で「愛から始まる共育フェス」を開催しました。
けれど、これは単なるイベントではありません。
それは――
地域に向けての、ひとつの問いでした。
なぜ、今「自己肯定感」なのか
近年、日本の子どもたちの自己肯定感の低さが繰り返し報告されています。
不登校児童生徒数は増え続け、
「学校に行けない子」ではなく
「学校という仕組みが合わない子」が増えているとも言われています。
そして実は、それは子どもだけの話ではありません。
「ちゃんとやらなきゃ」
「迷惑をかけないように」
「失敗してはいけない」
そうやって、自分を追い込みながら生きている大人も少なくありません。
私は25年間、教育現場で子どもたちと向き合ってきました。
その中で、ずっと感じ続けてきたことがあります。
自己肯定感は、一人では育たない。
安心できる場。
認め合える関係。
失敗しても大丈夫だと思える空気。
その積み重ねの中で、少しずつ育っていくものだということです。
当日、そこにあったもの
会場には、子どもも大人も、さまざまな立場の方が集まりました。
講演に耳を傾ける時間。
対話を交わす時間。
拍手が広がる瞬間。
自然と笑顔がこぼれる瞬間。
そこにあったのは、「正解」ではありません。
ただひとつあったのは、
「あなたのままで大丈夫」という空気でした。
私たちが投げかけた問い
フェスを通して、私は地域に問いかけたかったのです。
子どもたちは、安心して失敗できていますか。
私たちは、違いを認め合えていますか。
学びは、競争のためだけのものになっていませんか。
もし、学びの出発点が「不安」ではなく「安心」だったら。
もし、教育の出発点が「比較」ではなく「尊重」だったら。
この地域は、どんな姿になるでしょうか。
フェスは、特別な日ではない
この日だけが特別なのではありません。
私たちが日々取り組んでいる
学VIVAの営みそのものが、同じ問いを持っています。
それぞれの個性を認め合い、
共に育ち合う環境の中で、
自分らしく輝く生き方を学ぶ。
それは理想論ではなく、
小さな実践の積み重ねです。
2月14日は、終わりではありません。
問いは、これからも続いていきます。
さあ、あなたも日常の中で、
一緒に小さな「共育」を始めてみませんか。

