志が生まれる場所──未来を紡ぐ共育ビレッジの夢

2025.08.10

「大人って、どうして働いてるの?」
ある日、子どもにそう聞かれ、私は答えに詰まりました。
生活のため? 社会のため? やりがいのため?
正解のような言葉は浮かんでも、胸の奥から自然に出てくる答えはなかったのです。


働くことと、生きること

25年間、教育現場で子どもたちと向き合ってきた中で気づきました。
「働くこと」と「生きること」が結びついていない大人が、あまりにも多いということに。
心を置き去りにしたまま働く姿を見て、果たして子どもたちは未来に希望を抱けるでしょうか。

学びは、本来「自分らしく生きるための土台」です。
そして、その生き方が他者や社会の役に立つとき、人は深い充実感=ウェルビーイングを得られます。


学VIVAから始まった挑戦

私は、その想いを形にする場として、自律サポート型学習スペース『学VIVA』を立ち上げました。
ここでは、子どもが自分の意志で学び、探究を通して自分らしい未来を描いていきます。
学びは点数や進学のためではなく、「自分の人生をどう生きるか」を探究する冒険です。


次のステージ──共育ビレッジ構想

私の描く未来は、学VIVAの先に広がっています。
それが《共育ビレッジ》という構想です。

  • 子どもから大人までが共に育ち合う

  • 自分の強みを活かし、社会に貢献できる力を育む

  • 教育と暮らしと地域が循環する共同体

ここでは、学びの一環としてアントレプレナーシップ教育やお金の学びを取り入れ、地域で店舗運営も行います。
それが観光や地域産業とつながり、若者が地元で活躍できる場になります。
教育の質を高めることで教育移住や関係人口も増え、地域はさらに元気に。
そこで生まれるのは、単なる「仕事」ではなく、です。


共育ビレッジで見たい景色

想像してください。
子どもも大人も同じテーブルを囲み、夢や悩みを語り合う光景を。
笑い声と真剣なまなざしが交わり、誰もが「ここにいていい」と感じられる空気を。
そこから生まれた小さな挑戦が、やがて地域を変え、未来を変えていく。
これが、私の思い描く共育ビレッジです。


未来を変えるのは「志を生きる人」

制度や教科書が未来を変えるのではありません。
志を生きる人が増えることこそ、社会を変える力になります。

志は、言葉にした瞬間から力を持ち始めます。
共育ビレッジは、誰もがその志を見つけ、形にし、分かち合える場所になるでしょう。


あなたは、どんな志を生きていますか?
そして、その生き方を、次の世代に手渡せますか?

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